2010年11月23日火曜日

展示品 笹川むもん「南無仏太子像」

瑞泉寺に安置されている仏様に、
当時の天皇から下賜された
「聖徳太子二歳像」があります。

仏教を広めた人物として、
聖徳太子はどの宗派でも祀られています。

そして百済からの工人などを使っての寺の創建や、
自身も仏を彫るなどした言い伝えがある太子の像は、
『ものづくり』の神様のような存在らしいです。

いろいろな伝説にあるように、とにかく新しい考え方、
大陸からの新しい学問や文化も取り入れた人物。。。


こちらの『南無仏太子像太子南無阿弥陀像』は、
「二歳像」を模して赤い袴を身につけた仏様です。

とても賢そうで秀麗な仏様。
木目もきれいなヒノキの一木造り。

仏様のお顔は、時代によって様々。
その当時当時の仏師が、自身の想い慕う仏様を彫ってきました。
時代によって様式も変化している仏像彫刻ですが、
こちらは笹川氏らしく、新しさを感じる仏様です。

(。。。作品名を訂正いたしました。m(_ _)m)


にほんブログ村 旅行ブログ 北陸旅行へ
にほんブログ村 美術ブログ 彫刻へ
にほんブログ村 美術ブログ 工芸へ

ブログランキング・にほんブログ村へ

0 件のコメント:

コメントを投稿