2010年11月29日月曜日

干支のウサギ増殖中です



愛らしい「コロコロうさぎ」

クラフト小物好きな方へ。
ノミ跡もあたたかさを感じます。

スッキリとした洋間にもコロンと置くだけで、
とってもいい雰囲気をかもし出しそう。。。


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2010年11月27日土曜日

瑞泉寺から徒歩5分の憩いの場

瑞泉寺周辺は山裾でもあり、緑が多いスポットです。
山門に向かって左へ石畳を5分ほど歩くと到着。
『大門川河川公園』


池には睡蓮が。
今の季節は寂しそうですが、
夏には花も咲き、真っ黒の蝶トンボが舞ってます。。。


池向こうには芝生の広場。
4年に1度開催の『国際木彫刻キャンプ』で制作された、
作品があちこちに佇んでいます。

お寺から道の駅への1kmちょっとの散策コースとして、
国内外から参加した彫刻師の作品を
あれこれ楽しむのもいいかも。
風雨に晒されてはいますが、
文化・宗教の違いによって、作品に独特の味があります。

来年6度目になる『国際木彫刻キャンプ』は、
会場を瑞泉寺に移し開催されます。

地元の人達との交流を楽しみながら、
夏の2週間、野外制作。
原木に近い状態からその制作過程が見られます。
会期初期に見学に行くと、
チェーンソーなどで粗彫りしてる様子は迫力あります。
材料となるクスの香りが漂うイベントです。


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2010年11月23日火曜日

展示品 笹川むもん「南無仏太子像」

瑞泉寺に安置されている仏様に、
当時の天皇から下賜された
「聖徳太子二歳像」があります。

仏教を広めた人物として、
聖徳太子はどの宗派でも祀られています。

そして百済からの工人などを使っての寺の創建や、
自身も仏を彫るなどした言い伝えがある太子の像は、
『ものづくり』の神様のような存在らしいです。

いろいろな伝説にあるように、とにかく新しい考え方、
大陸からの新しい学問や文化も取り入れた人物。。。


こちらの『南無仏太子像太子南無阿弥陀像』は、
「二歳像」を模して赤い袴を身につけた仏様です。

とても賢そうで秀麗な仏様。
木目もきれいなヒノキの一木造り。

仏様のお顔は、時代によって様々。
その当時当時の仏師が、自身の想い慕う仏様を彫ってきました。
時代によって様式も変化している仏像彫刻ですが、
こちらは笹川氏らしく、新しさを感じる仏様です。

(。。。作品名を訂正いたしました。m(_ _)m)


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2010年11月22日月曜日

注文制作 フェレット



以前、ご注文いただいた作品です。

「うちのコを彫って欲しい」というご依頼があります。

こちらの作品の依頼主の方、
「可愛がっていたフェレットが死んじゃいました。
あちこちフェレットのぬいぐるみなんかを探したけど無いの」

確かに、猫や犬の置物なんかはたくさんありますが、
フェレットは。。。

それで、生前、いつも毛布にくるまって顔を出してる姿が
一番かわいかったので、というお話。

お預かりした写真を元に、作家さんと直接
思い出話を聞きながら制作させていただきました。

飼い主の方のペットに対する思いはそれぞれ。。。

感謝のお言葉をいただき、
こちらもお役に立てて光栄です。


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2010年11月20日土曜日

パワースポット!? 井波八幡宮と臼浪水

八日町の石畳の坂の突き当たりが瑞泉寺。
T字路になった左側の石畳をそのままてくてく。
少し行ったところに、井波八幡宮の参道の階段。

八幡宮の春季祭礼では「よいやさ祭り」といって、
1㌧以上もある御神輿3基を町中練り回します。
祭りのハイライトは、この階段状の坂を登り、
境内で何度も何度も練り回す様。

5月3日に行われる祭りの紹介はまたいずれ。



そして、境内に入って左に続く道を行くと、
すぐ「綽如上人瑞泉寺創立之霊跡 臼浪水」とある
門が見えます。中はちょっと鬱蒼とした広場。

この門をくぐった時点で、すでに何やら感じるような。。。

といっても私にはほとんど感じませんが、
「私は霊感が(ちょっと)ある」
と言って憚らない人が知り合いに数人います。
その方達が言う、パワーを感じる源が史跡『臼浪水』。


井戸のような湧水には柵が巡らされ、説明書きには、
瑞泉寺発祥の機縁となった霊水。綽如上人の勧進状に
「此地に霊水あり、故に瑞泉寺と称す」とある。。。とあります。

越中(現富山県)に真宗の拠点を求めてこの地を
訪れていた上人に上洛の要請があり、途中、乗っていた
馬の蹄先から清水が湧き出したそうな。
ここ掘れヒンヒン。ではないでしょうが、これがきっかけで、
「よし、ここに寺を建てることにしよー」
というわけで、ここ井波に瑞泉寺という立派なお寺が。

綽如上人という方は、本願寺第5世になった僧侶で、
そんな方が、霊水と言われただけあって、
確かに何かあるように思います。

風水なんかでも地脈、水脈とか、パワーの流れる道があり、
水が湧き出すところは、それはやっぱり何かがあるんでしょう。

というより、何かあって欲しいー (>_<)ノ゛

ちょっとパワースポットとして盛り上げたいなーと思った次第。

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2010年11月17日水曜日

展示品:干支のうさぎ、いろいろ

来年の干支の「卯」の作品、いろいろ。
干支モノは秋口から少しずつ置き始めてます。
お店にある「うさぎ」を一部ご紹介します。

木彫置物「兎」クス材  野原孝之作

木彫根付「玉兎」ツバキ材  頓所和成作

木彫根付「丸兎」ツゲ材、鼈甲象嵌  新野佑一作

木彫照明「月明かり」クス、ヒノキ、ケヤキ、海砂  梅野浩壱作

陶芸「うさぎ置物」「うさぎ箸置き」  花嶋伊都子作

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2010年11月15日月曜日

安念余志子 写真集 『春はめぐりて』 より秋

秋の味覚『柿』

お店のある南砺市福光地域の特産に『干し柿』があります。
この時季、干し柿農家ではたくさんの柿がぶら下がってます。

前田真三賞受賞カメラマンの安念余志子氏は、
地元在住であり、ここ『南砺の里』を
愛情を持って撮影してらっしゃいます。


写真集にも収められた干し柿のアップの作品タイトル。

『巨乳』

いつも秀逸なタイトルを付ける安念氏。
このタイトルも最初に聞いたときは大笑いしましたが、
見れば見るほど、それ以外に思いつかなくなりました。

作品そのものは、干されて日もない丸みのある柿が、
少しずつ透明を帯びてきた絶妙の時季に農家へ通い、
光線位置がばっちり来たときに撮影。

オレンジ色(柿色?)の明るさと、香りが漂う素敵な写真です。
昨年のミュゼふくおかカメラ館での個展でも、
この写真は、惹きつけられる一枚でした。
個展用の大きなサイズで見ると、より迫力が。。。(笑)

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シルバークレイ制作体験

先週と今週の週末に、
とんぼ玉とシルバークレイの制作体験教室を開催。
昨日、最終日でした。

「一度やってみたい」「どんな風に作るの?」
特殊な材料や道具が必要なこういった制作は、
お家でちょっとやってみよう、、、とはいきません。
なので、興味を持っていただいた方に体験の場を。

粘土細工成形→乾燥→研磨
→電気炉で焼成→研磨→燻し加工(希望者)


作業は単純ながら、シルバークレイ(純銀粘土)は、
扱いがデリケートなので、初めての方はインストラクターの
指導を受けて、コツなど教えてもらうと失敗が少ない。
粘土といっても銀なので、材料もお高いし (>_<)
焼成するまでは作品が割れることも。。。

この『シルバークレイ』という素材。
開発されてからまだ10数年くらい。

それまでの銀細工は、鋳金鍛金といった、
かなり高度な技術を持たないと制作できませんでした。

だけど、粘土にしたことで一般の人にも扱いやすくなり、
クラフトhow to本も出版されてるくらい親しみやすいものに。

しかし、とにかく乾きが早い!
手早く作業しないとひび割れちゃうのです。

そんなわけで、粘土の特徴を知っていただくために、
今回の教室は、イニシャルなどのゴム印を使った、
シンプルなデザインで体験してもらいました。

いろんな教室を渡り歩いてる強者の参加者の中には、
ちょっと難しい形に挑戦された方も。

今回も皆さん無事ちゃあーんと作品に仕上がり
お持ち帰りいただきました♪



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2010年11月14日日曜日

展示品:陶芸 石丸絵利子作品 「青結晶鉢」

隣県石川に在住の石丸さん。
自然物のディテールを、素敵にシンプルに。。。
海のモノをモチーフにしたものが多いです。


が、こちらの鉢は、桔梗の花のような五角形。
上から見るとほぼ円状なんですが、
写真のようにきれいに品良く成形。

そして、形はシンプルですが、
釉薬2種によって、青い釉を結晶化。
群青をうす~くしたような、この微妙な色合い、質感。

あまりない風合いの作品になってます。

ああ、手にとって触って欲しい。。。

実は高台部分も凝ってるんですよ。

季節的に『菊のおひたし』なんか盛りつけると、
とっても映えるんじゃないでしょうか?
はまりすぎかしら。

夏のデザートにもいいですねぇ。
もう初冬でしたっけ?


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