花嶋伊都子 干支「午」

毎年大人気の花嶋さんの干支置物。

招き猫ならぬ招き午。

このシリーズになってまだ一周してないけど、

毎年一つずつコレクションしてる人も多い。

ほんと、いつも愛嬌のある作品です。

安達陽子 「花芯」

井波彫刻師では数少ない女性作家の安達さん。

少女や少年の人形作品が多い。

この作品も花の精の少女かな。

いつも細やかな仕事されてます。

 

森原邦泰 水彩画展

癒やされるぅ～♪

透明水彩の柔らかな空気感に包まれます。。。

今回、数年前から

南砺市内、特に井波の風景をお願いしておりました。

瑞泉寺、八日町通り、井波八幡宮、高瀬神社などなど。

五箇山の合掌の里の風景も。

高岡市がホームなので、古城公園の季節を切りとった作品も。

森原氏。作品同様、柔らかな話し方のステキな作家さんです。

杉本英樹 「小鬼」

個性的なキャラデザインの作品が多い杉本氏。

この小鬼も悪そうな顔。(^_^;)

楽しんで作ってる感じが出てます。

仕事はいつもキレイな仕上げ。

材：ヒノキ

池田 塔 「ミミズク」

材はクス。台はトチ。

ノミの入れ方が感じよく仕上がってます。

ノミを入れすぎないのもまた難しいもの。

今様の室内には、こういう味わいのある彫り方が合うようです。

梅福 「普賢童子」

六牙の象の上で思索する童子。

温かみのある彫り。

菩薩姿もいいけれど、童子姿は親しみが出ていいです。

材はサクラ。いい色に変化していくでしょうね。

2013若手彫刻師展

秋にいつも若手に声を掛けて行ってる木彫展。

若手といっても皆、20年ほど仕事してる中堅どころの

今、意欲的にがんばってる作家さんばかり。

今回はイベントが重なり年季明け数年の

ホントの若手の参加がなかった。

そのぶん、どれも仕上がりの良い作品が集まった。

またいくつかこちらのブログで紹介予定。

笹川むもん 観音像

台座こみの高さ２５ｃｍほど。ヒバ材。

お顔は２ｃｍほどで小さな立像。

可愛らしく品良く。

お顔立ちは現代的？

光背の雲形も笹川氏らしい仕上がり。

仏様を彫るのは仏師ですが、

井波彫刻師の多くは仏像も手掛けます。

笹川氏は伝統的な社寺彫刻はもちろん、

現代彫刻、抽象も具象もこなすマルチな作家さん。

仏像も多く仕事されてます。

本当に稀な才能をお持ちです･･･。

［陶］ 金京德 花入れ

クレマチスを活けてみました。

洋花も和花もイケそうな花器。

高さを出してもいいし。

ポピーも似合いました。

使い勝手がいいです。

線彫りが深めでオリエンタルな雰囲気。

いかがでしょう？

 

小幡祐嗣 ガラス端午の節句置物

金銀箔が効果的に使われた凜々しい兜。

ガラスなのでフォルムはなめらかですが、

黒や金が引き締まったデザインに。

こちらも一つ一つ、丁寧に細工と加色を施した鯉のぼり。

ガラスの成形時のやわらかさでもってひねりを加えた

風になびくような尾びれ。

兜も鯉のぼりも、ガラスの透明感と

箔の高級感で、豪華な印象の置物です。