三宅真衣 ガラスの雛飾り

人形ではないけれど。

ガラスのお雛様。

『千代に八千代に』

『祝詞　－のりと－　』

三宅さんらしい上品なオブジェ。

お雛様部分は金箔です。

透明な硝子の質感。
磨りガラスと気泡による乳白色。
どの色にもおかされない金色。

春のやさしい陽光が入るお部屋で
そっと飾っておきたい作品です。

展示品 木彫 野中願児「卯」

もう２月も終わろうとしていますが。
遅れてやって来たウサギちゃん。

シンプルだけど耳が長くてキュート。

赤いフェルトを敷くと干支っぽくなりますが、
こういうウサギだといつものお部屋の可愛い置物。

昨年からペットショップではウサギが大ブーム。
いろんな種類がいます。

赤目の白ウサギはあまり見かけなくなりました。
（田舎だから？）

というわけなのかは作家さんに聞いてませんが、
この作品のウサギちゃんは黒目。

じっと見つめられているようです。。。

展示品 陶 笹川むもん『殻やぶり』

彫刻師の笹川氏ですが、いろいろな材料で仕事をされます。

この作品は焼き物です。

いつも違った面を見せる笹川作品ですが、
これはユーモラスなタマネギのような鳥のような・・・

独自の世界を行く方です。

咥えているのは、笹川氏が旅先で拾ってきた
本物の葉っぱ。

ふらりと来店して、くちばしに挟み
「いい葉っぱ拾ったから～」

笹川氏には、何でも素材になるんですね。
「むもんさんらしい」
ご本人を知る方は、そういうエピソードも納得でしょう。
作品も人間も面白い魅力の作家さんです。